佐賀県佐賀市国の天然記念物!7日間限定の一般公開「第28回えひめあやめまつり」開催!
天然記念物「エヒメアヤメ」7日間限定の一般公開します。
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天然記念物エヒメアヤメとは?
エヒメアヤメの自生地は、史跡帯隈山神籠石(おぶくまやまこうごごいし)の列石線内にあって、別名タレユエソウと呼ばれているアヤメ科の多年性草木である。
長さ15~20センチメートルほどの剣状の細長い葉を直立させ、葉間から10センチメートル内外の花茎(かけい)を出して、桜の散るころにアヤメの花を小さくしたすみれくらいの一花を開き、紫色のきわめて可憐(かれん)な花を咲かせる。
その分布は、もともと寒冷・乾燥の地を好むので、ヨーロッパのアルプス地方から中国東北地方・朝鮮半島付近まで普通に自生している。
わが国では、瀬戸内海周辺の山陽・四国・北九州にのみ自生している。
エヒメアヤメという名は、古くから愛媛県腰折山に自生していることが知られていて、牧野富太郎博士によって命名されたものとされる。
大正7年(1918)に神埼市日の隈山で発見されたころは、みやき町から小城市清水付近の山中に見ることができたが、現在は自生地が限定されている。
エヒメアヤメは、アジア大陸と日本列島の西南部との植物分布関係を研究する上から貴重な価値を有するものである。
県内では他に自生は見られず、国の天然記念物に指定されています。
帯隈山(エヒメアヤメ自生南限地) 観光情報 佐賀市観光協会公式ポータルサイト サガバイドットコム [sagabai.com]
エヒメアヤメ自生南限地帯 - さがの歴史・文化お宝帳 (saga-otakara.jp)
「第28回えひめあやめまつり」開催概要
紫色のかれんな花を咲かせる希少植物、エヒメアヤメの自生地として国の天然記念物に指定されている佐賀市久保泉町の帯隈山を一般公開します。
■日時
3月28日(月)~4月3日(日)
9時30分~16時30分(最終日は16時まで)雨天中止
※新型コロナウイルス感染症の状況により、中止の場合あり。
■場所
帯隈山(おぶくまやま)山麓エヒメアヤメ自生地(久保泉町川久保)
※歩きやすい靴、服装でお越しください。
■交通アクセス
・佐賀県運転免許センターから東へ1・5㎞(川久保交差点から0・7㎞)地点より北へ約1㎞。
・市営バス「伊賀屋・清友病院線」臨時バス停「えひめあやめ入口」下車後、のぼり旗に沿って東方へ約1㎞。
※会場でのマスク着用、検温、連絡先の把握、手指消毒にご協力ください。
プレスリリース元