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岐阜県高山市2024年5月5日まで飛騨川約100匹のこいのぼりと珍しい、緑色の桜「御衣黄桜」開花のお知らせ!
5月5日(日)の「こどもの日」を前に、岐阜県高山市久々野町では飛騨川の上に約100匹のこいのぼりの吹き流しが行われています。
2024年5月5日まで!岐阜県高山市飛騨川約100匹のこいのぼり
5月5日(日)の「こどもの日」を前に、岐阜県高山市久々野町では飛騨川の上に約100匹のこいのぼりの吹き流しが行われています。
久々野町久須母(くすも)地区では、平成元年から地元の人たちが端午の節句を盛り上げようと、家庭で使わなくなったこいのぼりを集めて飛騨川にかかる久須母橋に飾り始めました。近年、掲揚できない年もありましたが、令和4年から再開し、久々野町の春の風物詩として市民や観光客に喜ばれています。
今年も、4月28日(日)に地元の保存会が集めた100匹あまりのこいのぼりが、飛騨川に渡された2本のロープに結びつけられ、川面に吹く風を受けて元気に泳いでいます。
こいのぼりが泳ぐ飛騨川の周辺は色鮮やかな新緑となり、見学者からは、「こいのぼりが青い空と新緑の中で映えて、気持ち良さそうです。」と話していました。
こいのぼりの設置は、5月5日(日)までです。
また、同町では、5月5日に、「ひだ桃源郷くぐのアマゴ釣り大会」と「高屹山(たかたわやま)登山」が飛騨川河川公園周辺で開催されます。イベントに合わせて、ぜひ、北アルプスからの風を受け壮大に泳ぐこいのぼりを見にお越しください。
※イベントは天候により中止になる場合があります。
所在地:岐阜県高山市久々野町久須母 久須母橋
主催:久々野まちづくり協議会
電話番号:0577-52-3098
珍しいグリーンの花びらの桜「御衣黄桜」が開花
御衣黄桜
現在、岐阜県高山市久々野町の久々野ふるさと公園に2本ある「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」が開花しました。「御衣黄」は緑の桜として知られる八重桜の一種で、珍しい桜の花です。
「御衣(ぎょい))とは、貴族の着物のことを意味し、緑色の花びらが平安時代の貴族の衣服の「萌黄色(モエギイロ)」に近いことから「御衣黄」との名がつけられたそうです。
ピンクの桜とは一味違った薄黄緑色の花びらが重なりあい、美しい花を咲かせています。花は黄緑色から徐々に白っぽくなってからピンクの筋が入り、最後は花ごと落ちる形で散ります。
開花は例年4月下旬ですが、今年は4月28日頃から先始め、ゴールデンウィーク中はご覧いただけそうです。また、公園内には現在、八重桜も見頃を迎えています。
八重桜
久々野ふるさと公園
久々野町の中心に位置し、無数河川沿いにある「ふるさと公園」は、トイレ・遊具が設置されており、地域住民の憩いの場として活用されています。公園内にはせせらぎが流れており、無数河川とあわせて水遊びや釣りなどが楽しめます。公園内の「ふるさと伝承館」は無料で休憩できるほか、本格的な茶室もあります。
所在地:岐阜県高山市久々野町無数河211番地1
電話番号:0577-52-2257
お問い合わせ先:益田川上流漁業協同組合
https://www.city.takayama.lg.jp/shisetsu/1004141/1004379/1004404.html
久々野地域について
久々野地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域です。堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培が盛んで、春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域です。
【本件についてのお問い合わせ】
高山市役所久々野支所地域振興課
住所:〒509-3292
岐阜県高山市久々野町無数河580-1
電話:0577-52-3901
FAX:0577-52-2620
メール:kuguno.chiikishinkou@city.takayama.lg.jp