約2000発の花火や約200店舗の屋台も!兵庫県丹波篠山市 夏の風物詩 民謡デカンショ節に合わせて踊る「デカンショ祭」開催!
西日本最大級の民謡の祭典デカンショ祭の季節がやってきました。
デカンショ祭は丹波篠山が全国に誇る民謡デカンショ節に合わせて踊るデカンショ踊りの祭典です。
デカンショ祭とは
デカンショ祭は丹波篠山市で毎年8月15日・16日に2日間にわたり開催される西日本最大級の民謡の祭典です。
約70年の歴史があり、例年約7万人が訪れます。昨年は1日台風で中止となったにも関わらず4万6000人もの来場者数を記録しました。
デカンショ祭の名物といえば何といっても日本有数の巨大木造ヤグラを囲んで行われるデカンショ節を踊る「総踊り」です。
「総踊り」はどなたでも飛び込み参加することができる親しみやすさがありますのでお越しの際は一緒に踊ってみてはいかがでしょうか?
また約200店舗の屋台では地元の名産である「黒枝豆」「猪肉」などを味わうことができ、篠山城跡の上空には約2000発の打ち上げ花火がデカンショ祭に花を添えます。
丹波篠山市の真夏の風物詩を、ぜひお楽しみください。
開催場所
篠山城跡三の丸広場周辺(兵庫県丹波篠山市北新町)
【主な催し(予定)】
・ヤグラ総踊り(日本有数の巨大木造ヤグラでの総踊り)
・競演会・ジュニア発表会(デカンショ踊りコンテスト)
・古調デカンショ節披露
・踊り講習会
・打上花火
・屋台村、巨大夜店街
・あんどんと装飾コンクール(商店街全域)
・演奏会等各種イベント
▽デカンショ祭に伴う駐車場・交通規制について
https://tourism.sasayama.jp/dekansho-kisei/
デカンショ節
デカンショ節は丹波篠山市を中心に盆踊り歌として歌われる民謡で、約200年もの歴史を持っています。
デカンショ節は江戸時代初期に農民の間で歌われていた盆踊り唄が起源とされており、明治時代に、篠山出身の学生が東京の学生に伝えたことがきっかけとなり、歌いやすいシンプルなメロディが全国に知られるようになりました。
普通の民謡と大きく違う点として毎年新しい歌詞が付け加えられていくという特徴があります。
現在では400番まで歌詞があり、新たな丹波篠山を更に後世に歌い継ぐ取組として脈々と生き続けています。
デカンショ節は、日本遺産ならびに丹波篠山市の無形文化財に指定されている、丹波篠山の誇りともいえる文化です。