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「いこっととっとり。News Letter 2024年 12月号」をお届け!
中国地方の北東部に位置する鳥取県は、北は日本海に面し、日本海の荒波がつくる鳥取砂丘をはじめとする白砂青松の砂浜、奇岩・洞門など変化に富んだ海岸線が続き、南には、中国地方最高峰の大山(だいせん)をはじめ、中国山地の山々が連なります。
比較的温暖な気候で、春から秋は好天の日が多く冬には降雪もあるなど、四季の移り変わりが鮮やかで、美しい自然に恵まれています。そんな鳥取県から、最新ニュースや食・観光・自然・体験・癒しなど様々なトピック毎に、知られざる“旬の魅力”を毎月お届けします。
\いこっと!/開運祈願!鳥取のパワースポット 鳥取県が誇る開運スポット4選!
多鯰ヶ池弁天宮
鳥取砂丘のそばにある多鯰ヶ池は「お種さん」の伝説の舞台。昔、長者に仕えた使用人のお種は、仲間の誰かが「うまいものを食べたい」というと、決まって甘い柿の実を持ってきたという。ある時、お種の後をつけた者が、お種が白蛇の姿になって多鯰ヶ池の小島に渡り、そこの柿の実をもいでいる様子を見てしまった。それ以降お種は現れず、憐れんだ地元の人が池のそばに社を作って祀ったという話が伝えられています。お種弁天は金運・財運、商売繁盛のご利益で有名で、特に60日ごとに巡ってくる「己巳の日」にお参りするとさらに縁起が良いとされています。
【住所】鳥取県鳥取市福部町湯山
【詳細】https://www.tanegaike.com/benten/
江嶋神社
江嶋神社は、鳥取県若桜町にある神社で、商売繁盛や縁結びのご利益で知られています。地元では「べんてんさん」と呼ばれ親しまれ、独自の祈願方法として、草履に願いを書き、ご神体である巨岩を巡りながら祈ると恋愛成就に繋がると言われています。また、若桜宿の歴史ある風情や近隣の観光名所とともに、地域の文化や自然を感じられる魅力的なスポットです。
※冬季は道路の凍結や積雪に注意してください。積雪などで江嶋神社まで行けない場合は、江嶋神社の末社がある若桜神社で参拝できます。
【住所】鳥取県八頭郡若桜町三倉429-138
【詳細】https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/watch/1343/
金持神社
この地はかつて鉄の産地として大切にされ、豊富に鉄が採れたことから「金持」と名付けられたと伝えられています。商売繁盛や金運、開運を願う人々が全国から訪れ、参拝しています。また、年4回、全国から送られてきた使用済みの財布をお祓い、お焚き上げをしています(要予約)。
【住所】鳥取県日野郡日野町金持74
【詳細】 https://kanemochi-jinja.net/
\番外編/妖怪の聖地にはこんな神社も!「妖怪神社」
「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親・水木しげるの出身地である境港の水木しげるロードにある神社。目玉おやじ清めの水や、からくり妖怪みくじなど、妖怪の持つ不思議なパワーで精神的な安らぎと癒しを感じさせてくれるはずです。
【住所】鳥取県境港市大正町62-1
【詳細】 http://yo-kai.net/
\いこっと!/鳥取の伝統工芸品 2025年の干支特集!来年の干支“巳”にちなんだ伝統工芸品
2025年の干支は「巳(み)」。巳は知恵や機敏さを象徴し、邪気を払う魔よけのシンボルとしても捉えられています。 鳥取県でも巳をモチーフにした工芸品づくりが最盛期を迎えています。1年の飛躍や向上を願い、福を呼び込む十二支にまつわる商品をご紹介します
はこた人形工房
「はこた人形」は江戸時代から受け継がれてきた鳥取県倉吉市の郷土玩具で、子供が怪我や病気をせず無事に育ってほしいという願いが込められたお守りです。はこた人形工房では、「はこた人形」のほか、虎や因幡(いなば)の白兎、起き上がりこぼし、狐面など様々な張子を制作・販売しています。さらに、はこた人形などの顔描き体験ができ、オリジナルの表情の人形を制作できます。また、干支に合わせた縁起物の張子も手掛けており、「首振り巳」を限定50個販売しています。
※販売は2024年12月末まで、在庫がなくなり次第販売終了です。
【住所】鳥取県倉吉市魚町2529
【詳細】】https://www.kurayoshi-kankou.jp/hakota/
信夫工芸店
信夫工芸店は、鳥取市にある郷土玩具や木製品の工房です。鳥取の杉やヒノキを使った干支の木彫り玩具や、厄除けや願掛けの風習に基づいた「流しびな」の人形が人気で、これらは手作業で丁寧に仕上げられ、国内外で高く評価されています。また、「木画(もくが)」と呼ばれる木の自然な色や木目を活かした芸術作品は、インテリアとしても人気があり、国内外の展示会での受賞歴もあります。お土産や贈り物にも最適な、心温まる一品が揃っています。
【住所】鳥取県鳥取市上町116番地
【詳細】https://www.pref.tottori.lg.jp/32893.htm
おぐら屋
おぐら屋は、鳥取県岩美町の岩井温泉街にある老舗工房で、約200年前に木地師の小椋佐兵衛が始めた伝統的な木彫工芸を継承しています。特に人気なのが「木彫十二支」です。全体を挽物細工で作り、泥絵具で彩色したもので、素朴な中にも斬新な趣があります。十二支の干支が一つずつ丁寧に表現されており、コレクションや贈り物としても喜ばれています。
【住所】鳥取県岩美郡岩美町岩井319
【詳細】 https://www.pref.tottori.lg.jp/100889.htm
\いこっと!/今が旬!鳥取の蟹 鳥取の冬の味覚を満喫!新鮮な蟹を購入出来る市場・直売センター
取のキングオブ冬グルメとして名高い“カニ”。鳥取県のカニの水揚げ量は日本一!(※)日本海で水揚げされるズワイガニの雄は“松葉がに”と呼ばれ、身がぎっしりと詰まり、ぷりっとした食感と上品な甘みで、刺身でも茹でても、焼いても、鍋でも美味しくいただけます。今回は、県内で新鮮なカニを購入できる市場・直売センターを紹介します!
(※)出典:https://www.pref.tottori.lg.jp/178137.htm
赤碕町漁協直売センター
国道9号線沿いにある道の駅「ポート赤碕」では、日本海で獲れた新鮮な海産物や地元で養殖された魚を買ったり食べたりすることができます。漁協直営なので、朝、赤碕港で水揚げされた新鮮な魚が昼前には店頭に並びます。県下でも品数が豊富なのが有名で「ここに行けば魚が揃う」と、地元の方はもちろん、近隣の料理屋や旅館などからも買いにに来られます。
【住所】鳥取県東伯郡琴浦町大字別所255 道の駅ポート赤碕内
【詳細】 https://port-akasaki.net/
鳥取港海鮮市場かろいち
鳥取港からわずか2分に位置するかろいちでは、日本海のとれたて海の幸が並ぶ鮮魚店4店舗や、新鮮な魚が食べられるお食事処も並びます。市場では、様々なイベントが開催され、地元の野菜や和牛も揃う地場産プラザ「わったいな」とも隣接し、「鳥取の食の台所」と呼ばれています。
【住所】鳥取県鳥取市賀露町西3丁目27-1
【詳細】 https://karoichi.jp/
鳥取駅前食品市場
JR鳥取駅北口から歩いて5分の鳥取駅前食品市場では、山陰の魚や野菜、お肉まで、海の幸、山の幸が揃っています。また食堂では、刺身・海鮮丼等々新鮮な料理が楽しめます。
【住所】鳥取県鳥取市永楽温泉町263-2
【詳細】 http://www.ekimaeichiba.net/
境港水産物直売センター
境港水産物直売センターは魚市場に隣接し、施設内には12の水産物販売店に加え、飲食店2、土産店1の合計15の店舗が軒を連ねています。 2022年4月にリニューアルオープンし、活気溢れた市場では威勢のいい掛け合いが名物で、買い物だけでなく観光スポットしても人気です。
買った商品をその場で食べられるイートインスペースも充実。お取り寄せや通販もあり、全国発送も可能です。
【住所】鳥取県境港市昭和町9-5
【詳細】 https://sanmaki-direct.jp/
\いこっと!/鳥取県の絶景 国内で海外旅行のような体験ができる!鳥取の絶景スポット
まるでウユニ塩湖!鏡張りのような鳥取砂丘
鳥取砂丘の海岸では気象条件次第で、南米ボリビアのウユニ塩湖のような絶景が楽しめます。この奇跡の一枚とも呼ばれる景色は、青空や夕焼けが鏡のように映し出され、幻想的な雰囲気を醸し出します。また、砂丘では大手メディアへの出演経験もあるプロのカメラマン兼ガイドさんに、鳥取砂丘を案内してもらいながら素敵な写真を撮って観光するフォトガイドツアーを楽しむことができます。特に、鳥取砂丘の鏡面の景色は、写真愛好家や自然を満喫したい観光客にとって必見のスポットです。
【住所】鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
【詳細】 https://www.sakyu-vc.com/jp/activity/2482/
下町風情溢れる!加茂川・中海遊覧の街並み
鳥取県米子市に位置する加茂川の中海遊覧では、かつて商人の街として栄えた米子の下町の風情あふれる街並みが楽しめます。加茂川沿いには、歴史ある建物や橋が並び、運河のような風景が広がります。遊覧船に乗り川面から見上げれば、白壁土蔵や懐かしい下町の景色をゆったりと満喫でき、季節ごとに異なる景観が魅力です。特に夕暮れ時には、川面に映る赤く染まった空が幻想的な雰囲気を演出します。さらに、中海に出ると広がる雄大な湖の景色が堪能でき、船上から眺める大山(だいせん)や周辺の自然も見所です。
【住所】鳥取県米子市中町
【詳細】 http://www.yonago-navi.jp/yonago/shitamachi/sightseeing/kamogawa-nakaumi/
まるで中国!日本最大級の本格的な中国庭園・燕趙園
燕趙園は、鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)にあり、日本最大級の本格的な中国庭園です。 1986年に鳥取県と中国河北省が友好県省を締結し、交流が始まり、1995年に燕趙園がオープンしました。河北省の職人が設計し、建築材料も中国から輸入されているため、中国そのものの雰囲気を体感できます。カラフルな建物や壁画、石橋、池を配した庭園は、中国の歴史や文化を感じさせる優雅な空間です。また、庭園内には東郷池の湖畔を望む絶景スポットもあり、四季折々の美しい風景が楽しめます。さらに、毎年開催される中華イベントやコスプレ大会など、異文化交流の場としても親しまれています。中国の伝説をテーマにした置物が展示されることもあり、訪れる人々を楽しませています。
【住所】鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
【詳細】 https://www.encho-en.com/
\いこっと!/ 鳥取の冬景色 雪見風呂など雪景色が美しいスポットなど!鳥取・冬の絶景特集
河原風呂の雪見風呂
三朝温泉の河原風呂は、三徳川すぐ横にある無料の混浴露天風呂で、自然の景観の中で入浴を楽しむことができます。冬には雪が積もり、幻想的な雪見風呂を体験できます。このエリアはラドンを多く含む温泉としても知られ、健康効果も期待されます。せせらぎの音と温泉の湯気に包まれ、心身ともに癒されるひとときを過ごせます。
【住所】鳥取県東伯郡三朝町三朝903-1
【詳細】https://misasaonsen.jp/sightseeings/sightseeing-1057/
大山の雪景色
大山の雪景色は、壮大な自然美と多様なアクティビティで訪れる人々を魅了します。冬になると、雪化粧した樹木が作り出す雪の回廊や、大山観光道路からの眺めはまるで絵画のよう。スノーシューを履いて雪に覆われた森の中を散策するツアーでは、自分の足で進みながら静寂な銀世界を体感できます。初心者向けのコースから、愛犬と一緒に楽しめる特別なプランまで、多彩な選択肢が用意されています。
【住所】鳥取県西伯郡大山町大山45-5 KOMOREBITO1階 (大山町観光案内所)
【詳細】https://tourismdaisen.com/tour/snowshoe/
米子水鳥公園のコハクチョウ
米子水鳥公園は、1年を通じて水鳥をはじめ様々な生き物の営みを観察できる貴重な湿地環境で、冬になると多くのコハクチョウが訪れます。10月下旬から3月初旬にかけて、公園の湿地帯には数百羽のコハクチョウが飛来しており、湖面に舞い降りる姿は圧巻です。毎月開催される自然観察会や工作企画のほか、年末年始も様々なイベントが開催されており、鳥たちの優雅な動きと鳴き声が静かな時間を演出します。カモ類を中心に約40種類の野鳥が観察でき、順光になる午後がおすすめです。
【住所】鳥取県米子市彦名新田665
【詳細】https://yonago-mizutori.com/swan/
鳥取砂丘の雪景色
冬の鳥取砂丘には、幻想的な雪景色が広がります。白く覆われた砂丘の起伏は、他では見られない美しい世界を作り出し、訪れる人々を魅了します。うっすらと雪が積もった日には、日本海からの冷たい風が砂と雪のアートを作り積雪量が多ければ、雪の丘のシンプルで壮大な美しさを堪能することもできます。また、雪解け後には砂丘独特の模様が現れることもあり、季節ごとに違った顔を見せます。
【住所】鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
【詳細】https://www.sakyu-vc.com/jp/season/winter/
智頭宿雪まつり
智頭宿雪まつりは、鳥取県智頭町で毎年2月上旬に開催される、冬の魅力を満喫できるイベントです。この祭りの目玉は、宿場町の趣ある街並みを幻想的に彩る雪灯籠。雪景色とともに灯る暖かい光が、訪れる人々をロマンチックな雰囲気に包み込みます。また、地元のグルメや伝統工芸品を楽しめる出店もあり、温かいおもてなしに触れることができます。
【住所】鳥取県八頭郡智頭町智頭
【詳細】https://chizukankou-kurashiya.jp/event/winter/yukimatsuri/