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島根県 小泉八雲・セツ夫妻のプロフィールや『怪談』ゆかりの地などを紹介した特設サイトが新規オープン!松江市では舌で味わう小泉八雲とセツの物語 毎日食べたい『怪談パン』が新登場!

島根県 小泉八雲・セツ夫妻のプロフィールや『怪談』ゆかりの地などを紹介した特設サイトが新規オープン!

 

島根県観光振興課では、2025年秋 連続テレビ小説「ばけばけ」の放送をきっかけとして、ドラマのモデルである小泉八雲・セツ夫妻が出会い暮らした松江や、夫妻が旅した島根県内の思い出の場所、八雲が著した『怪談』ゆかりの地などの魅力を広く知っていただき、現地への誘客を促すため、特設サイト「小泉八雲とセツが愛した 島根ゆかりの地をめぐる」をオープンしました。



 内容

 特設サイトURL(しまね観光ナビ内)

https://www.kankou-shimane.com/feature/72158

 

〇小泉八雲とセツのプロフィール

二人の生い立ちや出会いのエピソードなどの紹介

 

〇小泉八雲とセツゆかりの地をめぐる

夫妻が暮らした小泉八雲旧居やゆかりの品々を展示する小泉八雲記念館、夫妻ゆかりの松江のスポットなどの紹介

 

 〇八雲とセツが旅した思い出の場所

松江周辺の加賀の潜戸や美保神社、出雲エリアの出雲大社、隠岐エリアの海士町菱浦などを八雲やセツのエピソードを交えて紹介

 

〇八雲とセツが紡いだ怪談・奇談ゆかりの地をめぐる

八雲とセツが共同作業で創作した『怪談』のストーリーと作中に登場するゆかりの地などを紹介

 



松江市地域活性化起業人発案事業 怪談グルメ!舌で味わう小泉八雲とセツの物語。毎日食べたい『怪談パン』が新登場!

 

明治の文豪で、「怪談」などの著書で知られる小泉八雲。

松江は、小泉八雲が愛した街ということで、市内の色々な場所で小泉八雲の面影を感じることができます。その一方で、小泉八雲と言われてもピンとこないけれど、著書の「怪談」は知っているというお声を聞くこともしばしばありました。

寺島さんは、昨年2024年が小泉八雲没後120年、そして「怪談」出版120周年という節目の年であることに着目し、「小泉八雲ゆかりの地 松江」をPRするために、まずは知名度の高い「怪談」を松江の観光資源として活用した地域活性化に取り組みました。観光客が楽しみにしている“食”と、「怪談」をはじめとする小泉八雲の著書に出てくるキャラクターなどを組み合わせた『怪談グルメ』という新たなジャンルを作り、地元企業様に協力を依頼。

小泉八雲の文学的世界観を、食を通じて体感してもらう新しい取り組みに共感してくださった地元企業様とこれまで様々な『怪談グルメ』を開発されてきました。

 

第1弾は、老舗和菓子屋と協力して怪談スイーツを開発。彩雲堂様の『雪女プレート』(下記写真左)・風流堂様の『かっぱふぇ』(下記写真右)をリリースしました。

※現在は販売終了



第2弾『怪談おちょこで楽しむ八雲の思い出酒』を実施、第3弾“とてもおいしいオムレツ”のレシピを忠実に再現

第2弾は、松江を中心に活動する工芸作家の団体“MATSUE流の会”様に、怪談をモチーフにしたおちょこの制作を依頼。地元の老舗酒蔵米田酒造様にて、怪談おちょこに注がれたお酒と、小泉八雲ゆかりの地から取り寄せたおつまみのペアリングを味わっていただく『怪談おちょこで楽しむ八雲の思い出酒』を実施。

第3弾は、松江市内で料理店を営む松江市地域おこし協力隊とのコラボ。小泉八雲が生涯に1冊だけ出版した料理本「クレオール料理読本」に記載の“とてもおいしいオムレツ”のレシピを忠実に再現したメニュー(下記写真左)と、耳なし芳一の耳をイメージした創作メニュー”おつまみみ”(下記写真右)の提供を行いました。



第4弾のコラボは『パン処 山奥』に依頼

これまで寺島さんが企画した怪談グルメは、観光客をメインターゲットとした商品企画でしたが、市民の方にも気軽に怪談グルメを楽しんでほしいという思いから、第4弾は地元の人気パン屋であるパン処 山奥様に商品化を依頼しました。

2024年12月初旬に初回の打ち合わせをさせていただき、小泉セツの誕生日である2月4日に発売開始を目指すというタイトなスケジュールであるにも関わらず、見事にご対応いただきました。

 

===パン処 山奥===

住所:島根県松江市東津田町560ー7

電話:0852-67-7260

営業時間:7:00-16:00 ※売り切れ次第終了

定休日:月曜日

Instagram:https://www.instagram.com/pandokoro.yamaoku/

 

2023年2月15日にオープンしたパン屋さん。

店内には、菓子パンや惣菜パンなど常時約40種類のパンが並びます。



怪談パン

怪談パン①「ラフカディオパーン」  250円(税込み)

たくさんの方に知っていただくためには、面白いネーミングが不可欠かと思い、考えを巡らして、思いついた「ラフカディオパーン」。

「小泉八雲に食べてほしいパンはどんなパンだろう?」と考え、無類の卵好きだったという小泉八雲が喜んでくれそうな、卵サラダをたっぷり入れたパンを作っていただきました。

一目見てネーミングが伝わるように、小泉八雲の横顔のロゴと「ラフカディオパーン」という文字の焼き印を押しています。

 

怪談パン②「八雲とセツの絆パン」 200円(税込み)

「怪談」は、セツの助けなくして、出版されていなかったと言われているので、八雲とセツ、2人の絆を表現したパンを提案。

牛乳好きの小泉八雲をミルクパンで、松江出身のセツを抹茶パンで表現し、その二つの生地をねじって焼くことで、2人の絆、そして運命と文化の交わりを表しています。表面には、2人が恋に落ちた瞬間をイメージした、甘酸っぱい苺チョコレートをデコレーションしています。

抹茶生地には、松江市の千茶荘様の抹茶を使用しています。ほんのり甘いミルクパンと、香り豊かな抹茶パンが見事にマッチしており、シンプルな味わいながらも、何個でも食べられそうな美味しさです。

 

怪談パン③「かっぱん」 300円(税込み)

千茶荘様の抹茶を使用した生地に、あんこ(和)とホイップクリーム(洋)を入れて、日本と西洋の融合を表現しています。

あんこと一緒に食べたときに甘くなり過ぎないように、ホイップクリームの甘さを調整していただきました。

頭のお皿と口ばしにはクッキー生地を使用しているのでサクっとした食感が楽しめます。

 

怪談パン④「むじなパン」 290円(税込み)

 

女性のむじな(のっぺらぼう)をイメージしたパン。

小泉八雲が好きだった卵をたっぷり使った2種類の生地に、いちじくジャムを練り込み、着物をイメージした花柄のペーパーでお包みしています。

生地のほんのりとした甘さと、いちじくジャムの程よい酸味が良く合い、食べ応えのあるパンです。



パン処 山奥様のコメント

NHK連続ドラマ小説「ばけばけ」が始まると聞いた時、地元企業として、そしてパン屋として何か出来ないか?と考えていた時に「怪談パン」のご提案を頂きました。

 

「ばけばけ」では小泉八雲とセツの絆が描かれるのではないかということで、みんなで意見を出し合いながら、八雲とセツの絆パンを完成させることができました。

ラフカディオパーン、かっぱん、むじなパンは見た目も面白いので、お子様含め、皆さまに喜んでいただけるかなと思います。

今後も他の怪談パンの開発にチャレンジしていきたいと思います。

 

地域活性化起業人のコメント

松江市の地域活性化の施策として昨年より取り組んでいる怪談グルメですが、第4弾となる今回は、地元の方にも気軽に食べてもらえる商品を開発したくて、パン処 山奥様にお声がけさせていただきました。

これまで、様々な企業様の商品開発に携わらせていただきましたが、提案してから商品が出来上がるまでが毎回あっという間で驚いています。

当たり前のことながら、アイデアだけがあっても、実際に作ってくださる企業様がいらっしゃらなければ、商品は誕生しませんので、いつも前向きに商品作りをしてくださる松江市の企業様に感謝申し上げます。

卵サラダが入ったおかず系パン「ラフカディオパーン」、2人の運命の結びつきを表現した「八雲とセツの絆パン」、見た目も可愛く、あんことホイップクリームで満足感のある食べ応えの「かっぱん」、2種類の卵生地を使い、いちじくジャムと合わせた「むじなパン」、と様々な種類を作っていただきました。毎日の朝ごはんやお昼ごはんがちょっと楽しくなるパンばかりですので、是非お召し上がりください。



問い合わせ先

松江市地域活性化起業人  寺島 奈実(070-4127-7419)

松江市産業経済部商工企画課特産振興係 山﨑、久保田(0852-55-5978)





 



 





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